私はこれまでに、いくつかのネットワークビジネスを経験してきました。 アムウェイやニュースキンなど、有名どころの仕組みも一通り理解しているつもりでした。
だからこそ、正直「また新しいMLMの話かな」と思ったときも、そこまで動じなかったんです。
でも、久しぶりに会った親友の姿を見て、心が揺らぎました。
💬 「えっ…前よりずっと痩せてキレイになってる!」
学生時代からの仲で、私がずっと信頼してきた人。 彼女が笑顔で言ったひとことが、きっかけになりました。
💬 「今はグラントイーワンズの下着を使ってるの。姿勢も整うし、本当に違うんだよ」
私は経験者だから「ネットワークビジネスは人間関係や在庫が大変」ということを理解していたはずです。 それでも、“信頼できる人の変化” を目の前にすると、冷静さより「私も試してみたい」という気持ちが勝ってしまいました。
最初は「お得に買えるなら登録だけ」という軽い気持ち。 ところが気づけば、紹介の仕組みや会員ランクの話にのめり込み、再び「販売者」としての立場に立つことになったのです。
👉 この記事では、私が実際にグラントイーワンズを始めてから退会に至るまでの流れを、経験者だからこそ見えた落とし穴と具体的な退会手順 としてまとめています。 「もう辞めたいけどどうすればいい?」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
【体験談】グラントイーワンズを退会した私の全記録|在庫・人間関係・クーリングオフ・返品条件まで
体験談パート
私はこれまでにネットワークビジネスをいくつか経験してきました。
だからこそ「また同じように在庫や人間関係で悩むかもしれない」と心のどこかで思っていました。
でも、信頼している親友の変化を目の当たりにしたとき、その不安は薄れていきました。
💬 「前より本当にきれいになったね!何かしてるの?」
彼女は少し得意げに微笑んで、こう答えました。
💬 「グラントイーワンズの下着を使ってるの。姿勢も変わるし、すごく楽なんだよ」
経験者だからこそ、私は“仕組み”よりも“商品そのもの”を見ようとしました。
そして実際に試してみると、確かに体のラインが整う感覚があったんです。
💬 「あ、これは普通の下着とは違うかも」
最初の感動が、私の中で大きなスイッチになりました。
「自分に効果があるなら、人にも勧められる」という自然な気持ちが生まれ、気づけば販売にも前向きになっていました。
ところが現実は、想像よりもずっと厳しかったです。
最初の数カ月こそ、親しい友人や家族が買ってくれました。
でも次第に買ってくれる人はいなくなり、私自身が在庫を抱えるようになってしまいました。
家の隅には未開封の下着の箱が積まれ、見るたびに胸が重くなりました。
それでも「そのうち売れるかも」と思い続け、気づけば在庫だけが増えていく日々。
💬 「また勧誘されるんじゃないか」
💬 「断ったら気まずくなるな…」
そう思わせてしまったのか、友人や職場の同僚も距離を置きはじめました。
私自身も「申し訳ない」という気持ちが強くなり、関係がギクシャクしてしまったのです。
副業として始めたはずなのに、現実は“収入マイナス”と“人間関係の悪化”。
このころには、すでに私の心は限界に近づいていました。
👉 そして、ようやく「退会しよう」と決意することになります。
退会手続き体験談
在庫を抱え、友人との関係までギクシャクしてしまった私は、ついに決断しました。
💬 「もう、これ以上続けるのは無理だ…」
副業として始めたはずが、気づけば心もお金もすり減らすばかり。
これ以上は良い未来が見えないと感じ、退会を決意しました。
ステップ1:担当者に「やめたい」と伝える
最初のハードルは、担当ディーラーへの連絡でした。
私の場合、それは勧誘してくれた親友。正直、これが一番つらかったです。
💬 「今までありがとう。でも、私にはもう続ける余力がないんだ」
勇気を出して伝えたとき、彼女は驚いていました。
💬 「もうちょっと頑張ったら結果出るよ」
💬 「ここまでやったのに、やめるのはもったいない」
そう言って引き止められました。
でも私は繰り返し「限界だから、続けられない」と伝えました。
最終的に、彼女も理解してくれて、本部に連絡してもらう流れになりました。
ステップ2:退会申請書の提出
- 名前・会員番号・退会理由を記入
- 押印をして書類を提出
- 郵送の場合はコピーを残す
私は郵送で送りましたが、このとき意識したのは「必ず証拠を残すこと」。
もし「届いていない」と言われたら困るので、コピーを保管し、追跡できる方法で送りました。
ステップ3:クーリングオフの確認
私の場合は入会から半年以上経っていたため、クーリングオフは使えませんでした。
ただ、
契約から8日以内であれば、無条件で解約できる制度が使えます。
💬 「あのとき、もっと早く動けていたら…」
そう思ったのも正直な気持ちです。
だからこそ、これを読んでいる方には
「迷ったら1日でも早く行動すること」 を強く伝えたいです。
ステップ4:在庫の返品
気がかりだったのは、部屋に積まれた在庫の山でした。
- 未開封の商品 → 返品できた(ただし送料・手数料は自己負担)
- 開封済みの商品 → 返品不可
結局、半分以上は返品できず、自分で処分するしかありませんでした。
返品できても全額戻るわけではなく、損失は避けられません。
在庫を抱えるリスクの大きさを、身をもって痛感しました。
ステップ5:退会完了の通知
申請から数週間後、本部から「退会完了」の連絡が届きました。
その瞬間、胸のつかえが取れたように感じました。
💬 「やっと終わったんだ…」
もちろん、在庫や人間関係の問題は残っていました。
それでも「これ以上増えない」というだけで、心がずっと軽くなったのです。
退会フローまとめ
退会を経験してみて思ったのは、
「やること自体はシンプル。でも気持ちのハードルが高い」 ということです。
そこで、私が実際に踏んだ流れを分かりやすく表にしました。
ステップ | やること | ポイント・注意点 |
---|---|---|
① 担当者に連絡 | 「退会したい」と伝える | 勇気がいるけど、ここが最初の一歩。相手は引き止めることもあるので、気持ちをはっきり伝える。 |
② 退会申請書の記入・提出 | 名前・会員番号・理由を記入し、押印して郵送または提出 | 郵送は追跡できる方法+コピー保管が必須。後日のトラブル防止に。 |
③ クーリングオフ確認 | 契約から8日以内なら無条件で解約可能 | 期限を過ぎると使えないので「迷ったらすぐ動く」が鉄則。 |
④ 在庫返品の手続き | 未開封のみ返品可能(送料自己負担)/開封済みは不可 | 全額戻るわけではない。損失は出るが、早めに返品した方が負担は軽い。 |
⑤ 退会完了通知の確認 | 本部からの書面やメールで「退会完了」を受け取る | 通知や書類は必ず保存。口座引落が止まっているかも要チェック。 |
退会フローを一言でまとめると
- 担当者に退会を伝える
- 退会申請書を提出する
- 在庫と契約条件を整理する
- 完了通知を受け取り、証拠を残す
👉 この流れを押さえておけば、大きなトラブルは防げます。
返品条件まとめ
退会のときに一番悩んだのが「在庫をどうするか」でした。
私の場合、下着やショーツの箱が部屋の隅に積まれていて、それを見るたびに心が重くなっていたんです。
💬 「この山をなんとかできないかな…」
そう思って調べ、実際に返品手続きをしました。
そのとき分かった条件を整理します。
商品の状態 | 返品できる? | ポイント |
---|---|---|
未開封・未使用 | 返品可能 | ただし送料や手数料は自己負担。全額は戻らないケースもあり。 |
開封済み(下着・補正アイテム) | 返品不可 | 一度でも開封したものは対象外。箱を開けただけでもNGと言われることがある。 |
消耗品(サプリ・化粧品など) | 原則返品不可 | 衛生面の理由から不可。ただし未開封なら相談できる場合も。 |
購入から長期間経過 | 返品不可 | 時間が経ちすぎると受け付けてもらえない。早めの対応が大事。 |
私のケース
私は「未開封の下着数点」は返品できました。
でも送料はこちら負担で、戻ってきた金額もわずか。
💬 「返品できても赤字は避けられないんだな…」
そう痛感しました。
開封して試したものや消耗品は全く返品できず、結局処分するしかありませんでした。
👉 ポイントまとめ
- 在庫は「未開封のうちに」できるだけ早く動かす
- 返品できても送料や手数料でマイナスになる
- 開封したら基本的にアウト
こんな人は注意!
私自身が退会までの流れを経験してみて思ったのは、
「始める前にこういう人は気をつけてほしい」ということでした。
同じ失敗を繰り返してほしくないので、ケース別に整理しておきます。
✅ こんな人は注意!
- 在庫管理が苦手な人… 商品を積極的に売らないと、すぐに部屋が在庫でいっぱいになってしまいます。
- 人にものを勧めるのが得意ではない人… 親しい友人や職場の人に声をかけるのが負担に感じる方は、精神的にきつくなりがちです。
- 「信頼している人がやっているから安心」と思いがちな人… 私もそうでしたが、相手への信頼とビジネスのリスクは別物です。冷静に見極めることが大切。
- 副業で確実にプラス収支を出したい人… 在庫リスクや返品条件を考えると、赤字になる可能性もあります。安定収入を望む方には不向きです。
- 人間関係を大事にしたい人… 勧誘や販売のプレッシャーで、信頼関係にひびが入ることも。私もこれが一番つらかったです。
💬 「在庫を減らすために声をかけたのに、友達に避けられてしまった…」
私のように、こうした経験をすると本当に心がすり減ります。
だからこそ、もし少しでも不安を感じているなら、
始める前・続ける前に立ち止まる勇気を持ってほしいです。
FAQパート
まとめ+学んだ教訓
ここまで私の体験談をお話ししてきました。
- 親友からの勧誘で始めたこと
- 最初に商品で感じた“感動”
- 在庫を抱えて心もお金も疲れていった日々
- そして勇気を出して退会を決意したこと
すべてを振り返って感じたのは、「副業は仕組みを理解してから選ぶべき」 ということです。
💬 「信頼できる人がやっているから安心」
💬 「商品が良いからきっと大丈夫」
私もそう思って始めました。
でも、信頼とビジネスのリスクは別物でした。
✅ 退会方法まとめ(おさらい)
- 担当者に退会の意思を伝える
- 退会申請書を提出(証拠を必ず残す)
- 契約から8日以内ならクーリングオフを活用する
- 在庫は未開封なら返品可能(ただし赤字は避けられない)
- 本部から退会完了通知を受け取り、口座引落停止も確認する
💡 私が学んだ教訓
- 在庫を抱える副業は、思った以上に精神的な負担が大きい
- 信頼している人からの勧誘でも、自分の目でリスクを見極めることが大切
- 「やめたい」と思ったら、できるだけ早く動いた方が損失は少なく済む
退会してからは、正直ホッとしました。
もちろん在庫の処分や人間関係の修復には時間がかかりましたが、少なくとも「もう増えない」と思えるだけで気持ちが軽くなりました。
副業に挑戦すること自体は悪いことではありません。
でも、
「続けられる仕組みかどうか」 を冷静に考えてから選ぶことが、失敗を避ける一番のポイントだと思います。
💬 「同じように悩んでいる誰かが、この体験を読んで安心して行動できたらいいな」
それが、この記事を書いた私の正直な願いです。」